「鼻毛の謎」に匹敵するほど、気にかかっていることの個人的な不思議のひとつに、「生物は何故、かくも移動したがるのだろう?」という単純な疑問がある・・「生物は何故、かくも動きたがるのだろう?」では、決して無い。
「移動する」とは、活動(生きること)の場所や場面を物理的に取り替えていくことであり、「動く」とは、猫が良くやるように足で頭を掻いたり、チューリップが風でゆらゆらと揺れている、ような物質的状態を言う。
「人類の栄枯盛衰 その3」として話を始めようかと考えたのだけど、どうも「人類」だけでは話が納まりそうもない感じが直感的にしたので、急遽、タイトルを「生物の栄枯盛衰」に変更した。
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