およそ50億年前に太陽系が誕生したと推定されているが、これから50億年程度は太陽の寿命が続くらしい・・といっても、そのかなり以前から太陽は膨張を始めてしまい、現在の木星や土星をさえも飲み込んでしまう位の大きさになると予想されているので、その頃には地球も既に太陽の餌食(美味しいか不味いかは分らないが)になってしまうらしい。
太陽系の一員として誕生してからの地球では、「栄枯盛衰」と呼んでも良いような多彩なドラマが繰り広げられてきた・・地質学的には、地球の冷却化、海の発生、大陸の発生と分離、大気の構成要素の変化と安定化、生物学的には、生命の誕生と進化、隕石の衝突を初めとする宇宙的要因による進化の断絶、人類による環境の破壊などが、直ぐに目に付く事件であろう。
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