「道路に、硬い殻の木の実を撒いておいて、道路を走る自動車の車輪で殻を割らせ、ちゃっかりと木の実を頂戴するカラス」、「自分達で掘り出すことはできないけど、畑から芋などを掘り出したサルをカラスが数羽で攻撃し、決してサルを殺傷する意図はなく、サルがついつい防御に夢中になって両手を使い始め、芋を手放した瞬間、一羽のカラスが芋を奪い去り、他のカラスたちも何もなかったかのように攻撃を即座に止める」、「鳥目と言うけれども、銀座なんかを本拠地にしているしている都会のカラスは、夜でも自由自在に行動している」、さらに「カラスなど知れている、ミヤコドリの方がもっと狡賢い」とか、日本のテレビでも、ある時はまじめに、ある時は面白おかしく、カラスを代表格とする(カラスは身近だからかも知れないが)鳥達の「賢さ」が度々取り上げられる。
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