「時間の桁」「空間の桁」という話をしてきたが、ここでいう「桁」は「桁違い」の「桁」である・・一桁とか百桁とか言う「桁」である。
文化の話をするとき、日本では「文化の型」の違いに焦点が置かれることが多い・・例えば、「木の文化」と「石の文化」の比較とか、「泥の文化」は仏教に代表される東アジア文化・「土の文化」はキリスト教に代表されるヨーロッパ文化・「砂の文化」はイスラム教に代表される中近東文化に同定するといったように、「文化の型」を象徴的に簡素化して語ることで、何となく色々な文化の特質や相違が分ったような気になる。
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